[スペパUPのコツ①]衣装ケースのベストな高さの選び方

先日出演した「アサデス。」のテーマだった「スペパ」をしばらくはブログのテーマにしてみます。
スペパ = スペースパフォーマンス(空間的効果)

テレビ出演の動画はKBCさんのサイトで見られますのでご覧くださいね
【動画】限られた空間を有効&快適に”タイパ”の次は…”スペパ”【アサデス。】

まずはテレビでもご紹介した ”衣装ケースのスペパアップのコツ” をご紹介します

クローゼット収納は ”縦の空間” のスペパアップが基本

クローゼット収納のメインはハンガーパイプに「掛ける服」
ワンピースやロングスカート等の丈が長い服、トップス類の丈が短い服と長さが様々。できるだけ服の長さを揃えて掛けると縦の空間にスペースができます。

この空間に「衣装ケース」を配置すると、畳む服を収納することができ、服を選ぶ時の動線もまとまります。

一段タイプの衣装ケースを組合わせた使用例

衣装ケースは、一般的に「多段タイプ」と「一段タイプ」があります。
「多段タイプ」つまり、4~6段の引出しがひとまとめになっているタイプは、天板があったりと見た目がいいものもありますが、サイズがあわせにくいのがデメリット。

空いた縦の空間を有効活用するには「一段タイプ」がおすすめです。収納する服の種類に合わせてサイズが選べ、引越しやレイアウト変更時にも臨機応変に組み替えることもできます。

スペースと服に合った「衣装ケース」を選んでスペパUP

一般的な「一段タイプ」の衣装ケースの高さは、18㎝前後、23㎝前後、30㎝と3タイプ。
収納する服にベストな高さの衣装ケースを選ぶことが、無駄なく収納するコツです。

[1]高さ18㎝前後のタイプ

ちょっと浅いように感じるかもしれませんが、子ども服、大人のTシャツ、薄いニット類、下着、靴下、小物類にベストな高さが18㎝です。

[2]高さ23㎝前後のタイプ

オールマイティで使いやすい、だいたいこの高さで何とかなるのが23㎝前後。多段式の場合もこのサイズが多いです。ニットやトレーナー等の一般的なトップス、パンツやスカート等の一般的なボトムスも、23㎝の高さがあれば問題なく収納できます。

[3]高さ30㎝のタイプ

男性用の分厚くて大きいサイズのセーター・パーカーがある方は、30㎝タイプが必要です。
大は小を兼ねるとついつい30㎝を買ってしまいがちですが、実はこのサイズは服には不向き。女性モノや薄手のものだと、下記写真のように立てて入れる等の工夫をすれば問題なく使えますが、小さいサイズのモノだとどうしても縦の空間にあまりがでてスペパダウンになってしまいます。積み重ねて収納するのは見えづらいのでお勧めしません。

このように、何を収納するか、そして何センチくらいのスペースがあるかをよく考えてから、服に合った衣装ケースを積み重ねて使ってくださいね。

畳まずに入れるより、畳んで入れた方がたくさん入ります。できるだけケースの高さに合わせて四角く畳んで立てて収納。スペパが高いうえに、どこに何があるかも一目瞭然なので、とっても使いやすいですよ。

ご参考に。

福岡のお片づけプランナー 米倉薫

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