スプレー缶の処分は、穴を開けないが正解かも?
お客様宅でよく話題にでるネタのひとつが「スプレー缶の捨て方」今週のお片づけサポートでも何度かお話ししたので、ブログでもお話ししますね。前にも書いたかな??
スプレー缶の処分は、「穴を開けないで!」が正解なの??
穴あけが面倒でためてしまってます…
100均で買った穴あけグッズが見当たらなくて…
「それやらなくていいんですよ!」
私が住む、福岡市のホームページを見てみると
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[抜粋]
殺虫スプレー,整髪スプレーなど,「火気と高温に注意」などと表示してあるスプレー缶やカセットコンロ用ガスボンベは,
1 中身を使い切り
2 「燃えないごみ」の青い指定袋へ
入れて出してください。
※ガス抜き後の穴あけは不要です。
※中にガスが残った状態で燃えないごみとして出すと、収集時や処理工場での火災事故の原因となります。
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と書いてありました。(参照頁はこちらです)
福岡市近郊の他の市も、いくつか調べてみましたが
●中身を使い切る
●ガス抜き後の穴あけは不要
というのは共通でした。
やらなくていいことを、やらねばと思ってたというより、危険なことをやらねばと思ってたかもしれません。
「スプレー缶=穴あけ処分必須」 と記憶している人も多いのでは?
たしかに、私もずーっと、穴を開けてから処分をしないといけないと思い込んでいました。だから、面倒でついついちょっと残ったまんま放置しているということが多々。
色々調べてみると、 2009年頃から「穴あけをしないのが望ましい」となっていたようです。
環境省のHPには、このような記載がありました。
穴開けを指導している自治体もあるが、充填物の残ったエアゾール缶やカセットボンベに不適切な方法で穴を開けると火災が発生するおそれもあることから、これらを廃棄する際、穴開けをしない方向が望ましいと考えている
環境省HPより(PDFはこちら)
知らなかった… という方も多いと思います。
スプレー缶には、「使い切って!」とは書いてあるけど、「穴開けなさい」とは書いてないですね。
子どものときからこうするものだと思い込んでいるから、こういう更新された情報に気付かないことも多いかもしれませんね。
正しいと思ってたことが、逆に引火や破損事故につながるかもしれないとなると、怖い!札幌の爆発事故も記憶に新しいと思います。火の気のない場所で正しくガス抜きをしましょう!
一般社団法人日本エアゾール協会のHPに、ガス抜きのわかりやすい記載もあるのでご参照ください
●正しいごみへの出し方
●ガス抜きキャップについて
穴あけ不要とわかったら、すぐに処分できるものがあるかも?でもちょっとだけ残ってたら、罰ゲームとして、家族の誰かに頑張ってガス抜きしてもらいましょう。
福岡のお片づけプランナー 米倉薫
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