『もらったよ いらないなんて 言えないよ』~子どもの整理 

夏休み真っ只中。私の訪問型の整理収納サポートでも、夏休み期間はお子さんとのお片付けの日程をいれています。大人が判断するのではなく、子どものモノはお子さん自身が自分で判断し整理。そうすると日々のお片付けができる体制が整うからです。今日はお子さんとの整理の際のコツをお話ししますね。

いきなり「いらない」と判断できないのが普通。大人だって難しい!

まずは整理。「いる・いらない」と判断するためにおもちゃを全部出します。
全部出した後、「いらないモノは捨ててね」なんて、声をかけて、捨てれる子なんていません。だって、大人だって、色んな気持ちがはいるので、「いらない」、ましてや「捨てる」なんてすぐに判断できません。

まずは、「分ける」ことからはじめましょう

りかちゃんチーム、アイス屋さん、電車、恐竜、おままごと…などなど、お子さんに「これは何チーム?」と聞きながら一緒に手を動かしていきます。

「いらないモノ」を「捨てる・売る・あげる」とさらにわける!

仲間ごとに分けていくと、自然と「いらない」と言う子もいます。

こんな怖いタイトル「地獄」の絵本は、いらないんだろうね・・・笑

お子さんが「いらない」と言ったモノをすぐにゴミ袋に入れたり、お子さんにゴミ袋にいれるように指示することはオススメしません。「いらない」は「捨てる」ことではなく、弟や妹にあげるかもしれないし、お友だちにあげるかもしれないから、お母さんが判断するね。とお話しをして、安心してもらうのがコツ。

「もう遊ばないな、いらないな、あげようかなと思うモノはこの箱に入れてね!」と、とにかく分けてもらいましょう。

こんな子もいました。
「これは赤ちゃんの時のおもちゃだね。●●ちゃんにあげようか?」と聞いてみると「あげる!」と言えた女の子。その後も、「いらない」とは言えないけど、時々「あげる」と分けてくれるようになりました。きっと、たくさん遊んだおもちゃを「いらない」とは言えなかったんだね。

ある男の子は…「売る!」と分けはじめました。あげる子はいないけど、リサイクルショップに持っていって新しいモノを買ってこようとお話しをすることで、もう遊ばなくなったおもちゃを手放すことに成功。おそらく値段がつかなかったり、数百円かもしれませんが、手放すと決めた気持ちに敬意を表して、お母さんに「追金して、買ってあげて」とお話しすることも。経済の流れを知る勉強です。

お子さんが自分で判断できるようゆっくり分けてみましょう

子どもは子どもで、色々考えながらわけています。折角買ってもらったのに、いらないと言ったらお母さん悲しむかな?従妹のお姉ちゃんがくれたのに…誕生日プレゼントに買ってもらったのにと、おそらく子どもながら遠慮しているのかな…と思うこともあります。

でも、手放すことで新しいおもちゃを買ってもらったり、手放さないとおもちゃの収納場所がないことがわかると、自分で時々「いる・いらない」と整理できようになっていきます。

こちらの写真の小学1年生の男の子。お誕生日に買ってもらうレゴの置き場所を確保するために、もう遊ばなくなっていた電車等を自分で「いらない!」と判断し、ゴミ袋に入れてお別れができるようになりました。

好きなおもちゃだけに囲まれて遊ぶことが楽しいとわかると、手放しやすくなるのかもしれませんね。

お子さんのペースにあわせて、ゆっくりとナビゲートしてみてください。絶対に「もういらないよね!」とお母さんの判断で捨てたりしないように!お子さんに判断させることが最も大事なコツですよ。

福岡のお片づけプランナー 米倉薫

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