大人の衣替え~移動だけすればいい仕組みにしよう

10月に入ったとはいえ、まだまだ暑い。私もまだほとんど長袖を着ていません。今日も暑いから冷房をいれてデスクワーク…

でも、10月になると「衣替えしなきゃ…」と気になりはじめますよね

「衣替え」は必要なのか?

辞書で調べると

『衣替え』季節に応じて、衣服をかえること

と書いてあります。

昔は(私が学生の頃、30年くらい前)学校の制服も
6/1~:夏服  10/1~:冬服 と衣替えの日が決まっていたと記憶しています。

近年は、数週間の移行期間を設けていたり、特に期間を設定していない学校も多いようですね。

皆さんの「衣替え」はどんな作業をしていますか?

こんなケースに入れて、押入れやクローゼットの上部にオフシーズンの衣類を保管。そして半年ごとに、オンシーズンを引き出しに入れ替えたり、クローゼットに吊るしたりと、入れ替える作業を年に2回する。とにかく面倒な作業だと思われているでしょうか?

このような旧来からの「衣替え」のスタイルは、各家庭の収納スペース事情によっては必要な作業です。でも、近年は、オールシーズン対応の素材が増えたり、七分袖のようなはんぱ袖もあったり、何より、地球の温暖化なのか冬でもそんなに寒く無かったりと、昔と比べて衣類事情も変化しています。

衣替えは、『取り出しやすい位置に”移動”する行為』となれば楽ちんです。

夏物、冬物と区別しづらい近年、入れ替え作業が不要な仕組みを作ってしまえば、衣替えは必要ありません。できれば、取り出しやすい位置へ”移動”だけすればいい仕組みにすれば、完璧です。

●クローゼットの場合

ウォークインクローゼットの場合、入り口付近の方が出し入れしやすいので、オンシーズンの衣類を入口側に移動させましょう。

また、L字型、コの字型になっているパイプハンガーや、扉の形状でデッドスペースがあるクローゼットの場合は、デッドスペースになる場所にオフシーズンを収納し、オンシーズンの衣類は出し入れしやすい位置に移動。

これだけで、衣替え完了!3分で終わります

●引出し収納の場合

引出し収納の場合で、夏物の引き出し、冬物の引き出しと、引出ごとに季節を決めて収納をしているなら、引き出しごと上下を入れ替えましょう。

写真のような収納ケースの場合、枠はそのままで引出しだけの移動が可能なので、出し入れしやすい上の方にオンシーズンの引き出しを移動させると、かがまずに使えて楽ちんですよ。

また、押入れタイプ等、奥行きの深い収納ケースを使っている場合で、アイテムごと(トップス、パンツ等)に収納しているなら、手前にオンシーズン、奥にオフシーズンを収納し、手前と奥を入れ替えたら衣替え完了。

奥の方を取り出す必要がないので、引き出しの開閉も半分ほどあければいいので楽ちんです。

このように、大人の衣替えは移動だけでできる仕組みが作れると楽ちんです。

そして、衣替えの時には、一度でも着た服は必ず、洗濯・クリーニングでキレイにしてから収納をしてくださいね。黄ばみの原因になりますよ。今シーズン着なかった服は、いらないかも?と手放す判断も必要かもしれません。来シーズンも着るものだけを、キレイにしてから収納をしましょう。

ちなみに…成長期にある子どもは衣替えが必要です。またの機会にお話ししますね。

福岡の整理収納アドバイザー 米倉薫 (福岡市中央区在住)

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