『高かった査定で涙お別れよ』～着物とのお別れ

手放しにくいモノの代表としては、高かったモノ。整理収納アドバイザーの講座では、モノを手放す（OUT）ことの方が難しいので、INをコントロールしましょうというお話しをするのですが、もうすでにあるモノはどうするの？ということで、今日は、着物の整理のお話しです。
久しぶりに川柳も『高かった査定で涙お別れよ』

バイセルなら高く♪売れる♪売れるよー♪　とＣＭしていますが、いかに？

実家のある姫路に住む妹から、「明日バイセルに査定を頼んだよ」と連絡が…。

着物は高く♪売れる♪売れるよー♪　のバイセルね！

随分前に、亡くなった祖母の家を整理した時にも、呉服屋さんに引き取ってもらったようですが、まだ実家に、祖母の着物、母の着物があったので、もう着ないモノは思い切って手放そうということになったそうです。

高齢の母はもう着ないといっているし、私と妹が必要なものだけとっておいて、残りは手放す！いくらになるかな～、妹は、「高く値がついても、姉ちゃんにはあげないよ！」と言ってましたが、、、

仕事柄、結果が気になり、ワクワクと待ってました。

がー－－ん！！！

現実って厳しいのですね…（涙）古いものだと、50年以上前のモノもありましたが、きちんと桐の和箪笥に入れていたので、管理もバッチリだったはずですが、値がつかない…。雨コートや、羽織は値段すらつかず、処分することに…

これが現実。でも置いていてもタンスの肥やしになるだけなので、大半は引き取ってもらったようです。

”振袖”だけは納得がいかず、メルカリに出品

私と妹の振袖。成人式にと、祖母と母と呉服屋さんに行って一目ぼれした振袖。祖母の予算がオーバーしたので、妹も一緒に着るならこれにしようと我が家にやってきました。30年前のことですが、その日のことはよく覚えています。

総絞りでかなり高価だった振袖。（値段は内緒）成人式、卒業式、結納、親族挨拶、友達の結婚式で着たかな？？妹も着たけど、二人でいったい何回来たんだろ？？と考えると、今となってはもったいない買物ですが、やっぱり買ってもらえたことは嬉しかったですね。

バイセルの査定は、なんと、5000円…。厳しいー

査定員さんのすすめで、メルカリで売ってみてはと言われたからと、当日すぐに妹がメルカリに出品！

そして夕方妹から電話が、、、メルカリに出品したら３分で売れた。しかも、、、バイセルの査定の●倍の値段で…。あまりの速さにびっくらぽんでした。

「売り上げは、私のモノね・・・」と妹。はい、よかですよ。もっと高く出品してたらよかった～と、こうなると欲がでますね（笑）

【結論】手間がかかっても、メルカリに出品が確実

モノにもよりますが、確実に売りたいのであればメルカリは最強ですね。

出品した商品の約50%以上は24時間以内に売れると公式でも発表されているので、「いつまでに売れなかったら処分する」という期限を決めて、短期決戦がオススメです。

私も過去に一通りの手ばなし方を体験済みでしたが、着物ははじめて。勉強になりました。
→過去の「手放し方」の投稿はこちらを見てくださいね

余談ですが、妹とのやりとりで、母の大島紬を発見。かわいかったので、これは私が着る！と私のモノになりました。そういえば、私の自宅にある着物も、随分長く、陰干ししていないな…。

実は私は着付の師範の免状をもっているんですよ。大学生の時に取得したので、卒業式では自分で着付した記憶が…。今は手があがらないと思います。

思い出がいっぱいある振袖なので、お別れは少しさみしいですが、もう着ることがないし、思い出として写真もあるので、新しい持ち主さんの元で着てもらえることになって、振袖もきっと喜んでますね。

着ないことがもったいない！