クローゼット整理の”敵”その⑤ もらった服~『次はどこ? 喜ばれない わびしさよ』
着るor着ない と服を判断し、不必要なモノを取り除く整理。「整理は自分との戦い」 です。この戦いによく顔をだす5つの敵をご紹介してきました。本日は最後の敵。 ⑤の敵は「もらった服」
「着る」「着ない」と服を整理していると、「もらったのでどうしよう」と悩む場合が…
もらった服も、自分がこれから「着る」「着ない」で判断
もらった服で、判断の手が止まった時…。出てくる言葉は「(せっかくくれたのに)捨てたら悪いよな~」
服をもらうシーンってどんな時でしょう? プレゼント、お土産、おさがり でしょうか?大人の場合、おさがりっていう表現がしっくりこないかもしれませんが、入らなくなったから着て~という場合もありますよね。
もらった服で、どうしようと悩むってことは、着ていないってことだと思います。気に入って着ていたら、悩まないです。着ない理由は、おそらく、自分で選んでいないので趣味に合わないとか、コーディネートできないとか様々。
着ないから処分しようとするのだけど、「悪いな~」と思うのは、相手の厚意を無に出来ないという「しがらみ」。日本人らしいすばらしい気持ちだと思いますが、そこは思い切って判断するしかありません。
相手が喜ぶ”おさがり”ですか? 押し付けにはなっていませんか?
おさがりって本当に難しいな~って思います。すぐにサイズアウトする子ども服ですら、もらったけど困っている場面を見たことがあります。大人の場合はもっと難しい!
人にあげる時は「相手の意志がきちんと確認できた場合に有効」です。自分が捨てる判断がつかず、罪悪感を消したいが故に誰かにあげる。これは単なる「押し付け」で相手を困らせるだけです。いわゆるありがた迷惑。
服の気持ちも、きっと「たらいまわしはやめてくれ~」って思っているはずです。だから今日の川柳は『次はどこ? 喜ばれない わびしさよ』どこに行っても喜ばれないなんて、とってもわびしい…
たらいまわしは、誰もハッピーではありませんよね。お互いWIN-WINになれるような「譲る」行為ができるといいですね。
さ~て、これにてクローゼットの敵シリーズは終了。5つの敵に妨げられながらの自分との戦いお疲れさまでした。これで、コーディネートが楽しめるクローゼットが完成です。