『お別れを決めたら…』 ぬいぐるみとの素敵な別れ方
「片付けが苦手」と思われている方の多くは「手放すのが苦手」なのかもしれません。食品のように賞味期限があるものはすぐに「いらない」と判断できますが、ぬいぐるみ、人形の判断はすぐにできますか?
手放せない、捨てられない原因のひとつは、「迷信を気にしているから」
ぬいぐるみや人形って、長い間かわいがっていて感情移入があったり、命が宿っている気がして、なかなか手放すのが難しいですよね。
でもずっと押入れの奥に入れられて、誰にも触ってもらえないぬいぐるみはかわいそうだねとお話しすると、子どもたちは意外と「いらない」「あまり好きじゃない」「もう汚れているから」と「お別れ」すんなり決める子も多いです。
ぬいぐるみとお別れを決めたら・・・
燃えるゴミの袋に入れて、行政の収集に出す。これが一番シンプルなお別れの仕方。でもちょっとこれじゃーさみしいですよね。
◎顔が見えないように入れてあげてね →お別れしづらくなったり、ほかの人が見るとびっくりするよ
◎ほかのゴミ(生ごみなど)と一緒にいれないでね →おもちゃやほかのぬいぐるみと一緒の方がさみしくないよね
◎包装紙や紙袋に包んであげると、もっといいかも
◎お清めのお塩をいれると、気持ちがすっきりと整う場合もありますよ
別れ方は人それぞれ。自分がいいな~と思う方法を選んでください
絶対にこうした方がいいというのではなく、自分自身の気持ちが整い、納得できる方法を選べばそれでいいと思います。どうしても気になるようであれば、「ぬいぐるみ供養」とネット検索すると、供養してくれる寺社が見つかりますよ。
こちらはある小学生の女の子が「お別れする」と決めたぬいぐるみたち。
燃えるゴミの袋にこの子たちだけを入れて、包装紙で袋の中が見えないようにして「これでいい?」と聞くと・・・
「お菓子をいれてあげていい?」
と自分が大好きなお菓子を、ぬいぐるみたちそれぞれに一つずつ入れてあげてお別れしました。大人だとすぐに「塩」と発想してしまいますが、「お菓子」は私も思いつかなかったです。
「今までありがとう」と感謝の気持ちを込めて、自分の気持ちが整うお別れの仕方で、手放していってくださいね。
福岡のお片づけプランナー 米倉薫
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