『正解は あなたよければ じゃなくていい』ご機嫌の基準は自分で決める
福岡のお片づけプランナーの米倉薫です。今日はお客様からよく聞かれる「~じゃないとダメですか?」「こうしないといけないですか?」というご質問についてお話ししますね。
「服は畳まないとダメですか?」
衣類を収納する時、「掛ける服」「畳む服」と分けて収納します。スーツやジャケットは掛ける。ニットなどは掛けると伸びるので畳むことをお勧めすることが多いです。そんな時「畳むのが苦手、畳むのが面倒だから、畳まずに収納ケースに入れたい」と言われる方も
さて、皆さんならどうしたいですか?
答えは「自分が心地よい方を選べばOK」です。
畳んで収納するメリットは、シワになりにくいし、写真のように立てて収納すると服を選びやすい。そして1つの引出に入る枚数も多くなる場合が多いです。でもデメリットは畳む手間がかかります。
畳まずに収納するメリットは、パッと入れることができるし、素材によってはシワも気にならない。でもデメリットは、探さないと着たい服が見つからなかったり、素材によってはシワになる。
メリットとデメリットを理解して、自分が心地いい方を選べば~じゃなくていいと思います。
「キッチンツールを掛けてたらダメですか」
キッチンでは、キッチンツールを掛けるか引き出しに入れるかで意見が割れます。
キッチンツールを壁などに掛けて収納するメリットは、パッと取り出せること。デメリットは使用頻度が低いモノは汚れがついたり、壁を拭きたい時に掃除がしづらい。
引き出しに入れるメリットは、汚れがつきづらく、壁のお掃除がしやすいこと。デメリットは引き出しをあけて取り出す必要があるためアクション数が多いこと。
一長一短ありますが、どちらがストレスが軽減ができるのかを考えて選べばいいです。掛ける収納の場合は、よく使うものだけを掛けることをオススメする場合も多いですけどね。
いずれにしろ、それを使う人がストレスなく使えればOK。ご機嫌の基準は人それぞれなので、自分が決めればそれでいいんです。
本日の川柳:『正解は あなたよければ じゃなくていい』
整理収納に絶対はない!収納のプロとしては、メリットとデメリットをきちんとお伝えできるようにしていますよ。
福岡のお片づけプランナー 米倉薫
「片付かない…」「片付けられない…」お片付けのプロがその理由を発見します
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