『ただいまと 孫と一緒に モノ帰宅』~実家は物置きじゃない!

明日からお盆。実家へ帰省される方も多いと思います。実家に置いておこう!実家にあげよう!と、自分の家のいらないモノを車に積んで帰省していませんか??

『物置き』にはどんどんモノが溜まっていく…

お客様宅でよく耳にする部屋の名前「物置き部屋」

特に今は特に使っておらず余っている部屋、未来の子ども部屋が「物置き部屋」として命名されているケースが多いです。

辞書で調べると
『物置き』= 当面必要としない器具などを入れておく場所。また、そのための小屋。

最初はそのつもりでも…

この場所に入れる時にはきっと「とりあえず物置きに…」と思ってポンっと放り込んでいると思われます。一度『物置き』と命名してしまうと、どんどんモノがあふれていくのです。とりあえず…

これは、当面必要しないモノを入れているのではなく、”必要か必要でないかを判断せずに放り込んでいる場所”になっているケースが非常に多いです。

いわゆる『判断先送り部屋』

実際この部屋を整理すると、必要だったモノが1~2割だけだった…というおうちをたくさん見てきましたよ。

いらないモノ、使わないモノの行く場所は、実家ではなくゴミステーションです。

きちんと「いる・いらない」とわけて「いらない」と判断したにも関わらず、手放すのがもったいないな~、粗大ごみに出すのも面倒だな~と思った時に、思い浮かぶのが”実家”

部屋も余っているし、もしかしたら両親が「いる」というかもしれないし、とりあえず実家に持って帰ろう!

こう思ったあなた!!! ストップです。実家に持って帰っても、それが「使わない」のであれば、処分を先送りにしただけ。ご両親が高齢ならなおさらですが、いずれそのモノの処分は自分がすることになるのです。

今、「いらない」と判断したなら、捨てる以外にもリサイクルショップやフリマアプリで売れるかもしれません。手放すことを先送りしてもメリットないので、早めに手放すことをオススメします。

買い替えて使わなくなった家電、飽きて使わなくなった健康器具、もしかしたら使うかもと手放せないキャンプ用品、思い出もありなかなか手放せない子ども用品、余った古い収納ケース…

物置き部屋に入れる前、実家に持って帰ろうとする前に、「近い未来に必要なの?使うの?」と正しく判断してから、収納をしてくださいね。

今日の川柳『ただいまと 孫と一緒に モノ帰宅』
ご両親には、不必要なモノのお土産はいりませんよ。

福岡のお片づけプランナー 米倉薫

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